トップメッセージ

取締役頭取 芦田 晃輔
皆さまには、平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申しあげます。
当行グループでは、2030年を展望する秋田銀行グループVISION『価値をつくる。未来へつなぐ。』を定め、地域と当行グループの成長につながる価値をともに創造し、未来世代へつないでいくことに取り組んでいます。このたび、このVISION実現に向けた第2フェーズとして、2025年度からの3年間を計画期間とする新たな中期経営計画を策定いたしました。
この中期経営計画では、「価値共創ビジネスモデルの確立」、「地域資源の錬磨と高付加価値化」、「人的資本の充実」を3つの基本方針として掲げております。「価値共創ビジネスモデルの確立」においては、昨年度までの第1フェーズで着実に前進してきた営業プロセスの変革を加速し、地域やお客さまの課題解決の深化とともに、金融が持つ力を最大限に発揮することにより、変化と不確実を乗り越えるビジネスモデルを確立してまいります。「地域資源の錬磨と高付加価値化」では、数多ある地域資源の磨き上げを通じて新たな付加価値の創出をはかり、域外から事業・人・投資・消費を呼び込むことにチャレンジしてまいります。そして、これらを実現するために最も重要な経営資源である人材の厚みを増し続けるため、多様な人材がそれぞれの強みを見つけ、成長を感じながら活躍し、お客さまや社会へ貢献し続けられる組織を構築してまいります。
新たな計画に基づく諸施策をしっかりと実行し、引き続きステークホルダーの皆さまにとっての価値創造を推進するとともに、地域と当行グループの持続的成長に取り組んでまいります。皆さまには、変わらぬご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申しあげます。
2025年6月