超高齢社会に突入し、労働人口の減少が課題となっている日本において、性別や年齢に縛られずに能力を発揮できる社会の実現が急務となっています。中でも、政府は「女性の活躍推進」を重要テーマに掲げています。そうした中、秋田銀行でも多用な人材が能力を発揮し活躍することが、持続的に成長していくために必要と考えています。特に女性の活躍推進を優先課題とし、平成27年4月に「<あきぎん>女性“活き生き”応援プログラム」を始動しました。
当プログラムでは、当行の女性行員がやりがいと充実感を持ちながら、働き、充実した生活を送り、一人ひとりが成長してくことを目指しています。
女性の役席者(部下を持つ行員)を対象とした研修。旧来の女性職員にみられた業務スキルの偏りを意識的に改変し、マネジメントの視点を養うことを目的としています。
育休中の職員のための研修で、職場復帰や仕事と育児の両立といった不安解消を目的とするものです。先輩ママから復職後の体験談を聞いたり、復職後に利用できる制度や申請方法について理解いただいたり情報提供の場を設けることで、職場復帰に向けた支援を行っています。
平成29年3月10日(金)、秋田市主催「子育て応援リーダー宣言~秋田市版イクボス宣言~」において、秋田市内 23社の企業と合同で「イクボス宣言」を行いました。
※イクボスとは・・・
男性の従業員や部下の育児参加に理解のある経営者や上司のことを指す。
部下の育児休業取得を促すなど、仕事と育児の両立しやすい環境の整備に努める上司を当行では今後ますます増加させます。
「秋田県女性の活躍推進表彰」制度において、女性の能力活用と男女がともに働きやすい職場づくりの取組みが顕著であることから表彰企業として選ばれました。また、「秋田市元気なこどもまちづくり企業認定表彰」制度においても、最優秀賞を受賞し、仕事と子育ての両立支援や子育てにやさしい企業として評価されました。
※秋田県および秋田市の表彰制度双方を受賞したのは、当行のみです。
このプログラムは、(1)管理職登用につながるキャリアアップ支援、(2)女性の継続就労、(3)意識・風土の変革の3つを大きな柱として、女性の活躍を推進して多様性のある組織を作り競争力を高め、持続的成長を実現しようとするものです。
当行では、将来的に指導的立場にある層の女性割合を行員の女性割合に近づけることを目指します。将来目標に向けた当面の目標として、プログラムの第1フェーズでは、全行に占める女性の管理職層(支店長など)を5%、監督職層(支店長代理など)を20%にまでそれぞれ引き上げることを目標としています。